脱力
こんにちは。
今週のゴルフダイジェストの企画は「切り返しで脱力できればヘッドスピード爆上がり!」です。皆さんも経験あると思いますが、力を込めずにスイングをしたのに思いのほか飛んでいたという事がよくあります。レッスンでも雑誌でも「力を抜いて」とか「グリップは小鳥をつかむように」とか言われていますが、いざボールの目の前にくると、体中がちがちになっていて、時々気が付くのですが、かなりの確率でがちがちのままスイングをしていると思います。かといって力を抜くとぺらっとしたスライスが出そうで嫌なのですよね。脱力した状態でしっかり振れる極意が書いてあるかもしれませんので、ご紹介したいと思います。
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脱力と聞くと、体から力が抜けるとかぐったりするというのをイメージしますが、横田英治プロによるとゴルフに於いての「脱力」は少し違った認識が必要だそうです。また、岸部華子プロに言わせると、アマチュアは力任せに振りすぎとの事です。
では、「脱力」とは何なのでしょうか?言葉にすると「クラブを支える最低限の力」だそうです。言葉にすると難しいのですし、力加減はひとそれぞれではありますが、必要最低限の「脱力」を横田プロに言わせると空中でヘッドが落ちないようにすることになるそうです。そしてグリップについて総じて言えるのが、男性はゆるゆる、女性はしっかりで握るのが良いです。
また常に脱力するのではなく、力の出し入れが大事です。それが切り返しです。切り返しで力を抜くと構えたところにヘッドが落ちます。構えたところにヘッドが下りてくれば芯にあたります。ゴルフで大事なのは芯で打つことです。そのドリルとしては20~40ヤードのアプローチ。重力に逆らってテークバックを取るので、力を込めてテークバックをしたら力を抜いてクラブを落とします。するとクラブはアドレスの位置に戻ってきて芯に当たるというわけですね。やってみましょう。さて力まないコツはなんでしょう。一つがアドレスで力むとテークバックで緩み、切り返しで力んでしまうので、アドレスでは緩んでテークバックで緊張をするのが良いようです。もう一つは腕の関節を伸ばすと緊張するので、自然にだらんと下すことです。
脱力を感じる動きとしては、両腕を左右に広げそこからふっと力を抜くと両腕はスパンと落ちます。これが重力です。それに筋力が重なれば最速のヘッドスピードが出せるわけです。最後に脱力スイングを手に入れるドリルです。バックフェースでボールを後方へ真っすぐ転がします。それで素早いテークバックをものにします。そして切り返しで脱力して右手を離してインパクトをします。力みは右手に出やすいので、これができれば脱力は目の前です。
私は素振りでこれをやって見ます。勿論素振りバットを使用します。
右手が強いとはレッスンプロにも言われていますのでこのドリルで矯正していきたいと思います。
あしたもナイスショットであありますように!