史上最高のヘッドスピードアップ大作戦!
こんにちは。
昨日も紹介致しました月刊ゴルフダイジェストの記事にあった「史上最高のヘッドスピードアップ大作戦!」ですが3人のJLPGAのティーチングプロがそれぞれ「クラブの力をたくさん使いましょう」「素早い動きを身に付けよう」「体全体を使って飛ばします」とテーマをもって教えてくれていますので、ここで説明しながら自分自身取り込んで行きたいと思います。
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最初に教えてくれるのは遠藤璃乃コーチです。平均飛距離260ヤードというから素晴らしいです。遠藤コーチの作戦は「クラブの力」をたくさん使いましょう。です。われわれアマチュアはヘッドの運動量が少なすぎるようです。手首の使い方でヘッドスピードをアップさせてくれます。手首を使えると①タメが生まれる②インパクト後にヘッドが走るようになるそうです。まず①タメが生まれるについては、下半身からダウンスイングがスタートするとき、ヘッドはまだテークバック方向へ動こうとする力が働いている。この時点で手首に余分な力を入れなければ、体とクラブの引っ張り合いで自然にタメが生まれるとのことです。②インパクト後にヘッドが走るとは、タメを十分に保ったままダウンスイングの中盤まで下せると、ヘッドの遠心力によって自然にリリースが起こる。ということです。
それでは手首意識でタメをつくるにはどうすればよいのか。まず切り返しで手をボールの方向に動かすと、クラブがリリースしようとする力を促進してしまい、タメがほどける。手を真下に向かって下すと、ヘッドが背中側にとどまろうとするため、タメがほどけにくい。また、手を遠くに上げるイメージでテークバックすると、トップより切り返しの瞬間の方が手首の角度が深くなりやすい。これが切り返しの「間」。遠くに上げようとして軸が右にずれるのはだめ。
そしてこれを実現するためのドリルが3つ紹介されています。
①左手で壁タッチ素振り 壁を右側にして立ち、右手を左手の脇の下に入れた状態で左手を壁に伸ばす。左手が壁から離れないようにして切り返しの動きを行うと、手首の角度を保ちながら手を真下に下す感覚がわかる。
②ドライバー立て素振り 左手でドライバーを支え、それをできるだけ垂直に保ったまま右手で素振りをする。胸を正面に向けたままインパクトする感覚がわかる。
③タオル素振り 片側に結び目を作ったタオルを振る。トップで結び目が背中に当たってから切り返す。また、毎回背中の同じところに当たらないのは、リズムが悪く、トップで間を作れていない証拠。これは昔からあるドリルですね。飛距離をあきらめないため試してみます。
明日もナイスショットでありますように!